ダーリンは外国人 with baby:小栗左多里 & トニー・ラズロ

ダーリンは外国人 with BABY

ダーリンは外国人 with BABY

ダーリンは外国人」から数年。
ようやく出産の意を決した著者の子育てルポとなった大好評シリーズの第3弾である。


詳細を言うと本としては面白くなくなるし、かといってざっくばらんにはさっき言ったとおりだからなぁ。


前にも書いたけど、育児エッセイとか、育児ルポといったマンガは個人的にはすごくおもしろい。
それは、自分が体験したことではないし、また、自分が体験するには遠い存在であるからだろうと思った。


しかし、この本の中でトニー氏が書いていたある文章が、もう一つの理由を示していることに気付く。

子育てには、一冊の「バイブル」は存在するはずはない。
(書籍内でのトニー氏の文章より抜粋。)

ダーリンは外国人 with baby」「大阪愛のたたき売り 育児編」「ふー are you!!」。
3冊の育児エッセイ(育児ルポ)マンガを読んでいるが、小栗先生、胡桃先生。おーはし先生、皆違った形で育児を行っている。
もちろん、共通する項は幾つかはあるだろうが、ザックリとそれらを見たとき、やはり違っている所が多いと目に付く。


そして、僕はこういう結論を出す。
「育児マンガはまったく参考にはならない。」と。


じゃあ、何故買うのかって?
それには一言だけ、こう答えよう。
「読んでいて、おもしろいからさ。」と。