ヴィクトリアマイル・結果

順位 馬名 斤量 騎手 着差 人気
エイジアンウインズ 牝4 55.0 藤田伸二 1:33.7
ウオッカ 牝4 55.0 武豊 3/4
ブルーメンブラット 牝5 55.0 後藤浩輝 ハナ
12 ヤマニンメルベイユ 牝6 55.0 柴山雄一 3.1/2 13
13 ニシノマナムスメ 牝4 55.0 吉田隼人 ハナ
ピンクカメオ 牝4 55.0 内田博幸 3/4
ジョリーダンス 牝7 55.0 安藤勝己 アタマ
17 ベッラレイア 牝4 55.0 秋山真一郎 クビ
11 トウカイオスカー 牝4 55.0 横山典弘 クビ
10 タニノハイクレア 牝4 55.0 的場勇人 3/4 14
11 18 レインダンス 牝4 55.0 武幸四郎 クビ 10
12 14 タイキマドレーヌ 牝5 55.0 北村友一 15
13 16 マイネカンナ 牝4 55.0 岩田康誠 3/4 11
14 ローブデコルテ 牝4 55.0 福永祐一 ハナ
15 パーフェクトジョイ 牝5 55.0 池添謙一 1/2 12
16 テンイムホウ 牝6 55.0 柄崎将寿 1.1/4 17
17 15 ベルモントプロテア 牝4 55.0 小野次郎 クビ 16
18 10 アルコセニョーラ 牝4 55.0 田中勝春 クビ 18


直線で差し切りを計ったウオッカを、エイジアンウインズが伸び返して押さえ込む。
3着にはブルーメンブラット。一昨年は順当、昨年は荒れだったが、今年はやや順当な結果に。


以下、佐々木さんの総評。




1着:エイジアンウインズ
休み明け2着のあとは3連勝でG1初制覇を決めた、遅れてきた最強世代の良血馬。
春天アドマイヤジュピタもそうだが、理由は違えどクラシックを避けた馬が古馬戦線を賑わせてる。
ウオッカより前につけ、若干遅めにスパートをした感じがピタリと的中した。
秋以降にも期待できるが、血統的に見て短距離路線に行きそう。ダイワスカーレットとの直接対決はないかな。


2着:ウオッカ
直線で伸びを見せたが、圧倒的1番人気を裏切る形になってしまった2着。
やはり、展望で書いたとおり体調面が若干厳しかったのか。道中も開かない場面もあった模様。
ただ、馬券絡みでいえば秋華賞、連絡みでいえばダービー以来の結果を出した。
個人的には「マイナス要素の少ない敗北」。秋以降も充分期待できる馬だろう。


3着:ブルーメンブラット
ウオッカとの競り合いに僅かの差で敗退で3着。重賞初制覇はまたも御預け。
OP競走だと確実といえるほど勝てるのに、重賞になると善戦に終わるのがこの馬。
ただ、近走は14〜マイルの重賞が多い。思い切って短距離路線という手もある。
今年のサマースプリントに出れば、面白いと思うんだけど。


4着:ヤマニンメルベイユ
二桁人気だったが、レース前の専門家の評価が高かったのがこの馬。
結果で地力の高さを証明して見せたというところだろう。
ただ、血統的にもこれまでの結果から見てもマイルは距離が短すぎるレース。
決して悲観するような結果ではなく、むしろ次に繋がる結果になったといえるだろう。


5着:ニシノマナムスメ
2番人気に推されてはいたが、これといった見せ場もないまま5着に終わる。
結果としては上々とは言える。これからの馬だし、前走の好走で過剰人気の感はある。
エイジアンウインズと違い、エリザベス女王杯も出走してきそう。
リベンジのチャンスはあることだし、次走以降に期待しても充分ではないか。


8着:ベッラレイア
3番人気ではあったが、強い古馬牝馬が集まるレースで鉄砲はさすがに無謀だったか。
元々、叩いて量化するタイプのようだし、ゆったり使ってエリザベス女王杯に挑みたいところ。